秋深まるしごとば日誌(令和八年十月)

10月に入り、ようやく秋の気配を感じるようになりました。

工房では、制作を進めていた総高約2メートルの半跏地蔵菩薩像の荒彫りが、月初めに無事完成しました。

施主様にも工房まで足を運んでいただき、荒彫りを終えたお姿をご覧いただきました。とても喜んでくださり、そのお顔を拝見して、これから始まる仕上げ削りへの意欲も一層高まりました。

また別の施主様から、修復のためにお預かりしている阿弥陀如来像の解体や、古い下地をめくる作業も進めています。新たな制作と修復作業が重なり、慌ただしい毎日が続いています。

工房の外では、J-WAVEラジオからのインタビューを受けたり、京の名工展の若手部門に作品を出品したりと、普段とは少し違った経験もありました。

さらに、京都府仏具協同組合の研修の一環として、大覚寺を見学。歴史ある建物や文化に触れ、学びの多い時間となりました。

制作に向き合う日々の中にも、新しい出会いや学びがある。
今月もまた、実りあるひと月となりました。

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