嵐山の片隅でつぶやく…其の4

嵐山の紅葉もほとんど終わり、冬に向けて冷たい風が強く吹くこの頃となりました。
工房では日々の作業に向き合いながらも、家族(猫)の介護に奮闘する時間が続いています。

そんな中、先日、修復を進めている釈迦三尊像の施主様が工房へ見学にお越しくださいました。
作業工程は写真でお伝えすることが多いのですが、漆塗りや箔押しを施す前の、素地のままの修復されたお姿をご覧いただく機会は滅多にありません。

彫りの魅力が最も際立つ瞬間を、実際に目の前で見ていただけたことが嬉しく、
あらためて手仕事の良さを感じたひとときでした。

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